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楽天証券で、「投信積立で楽天カード決済が可能」になるというニュースが業界を駆け抜けました。
楽天カードで積み立てれば、なんと1%分のポイントが貯まるそう。楽天カードユーザーの私もかなり心を躍らされました。
NISAももちろん対象です。
現在は、SBI証券で毎年120万円のNISA枠でのみ投信を買っています。
がしかし。説明を読んでちょっと微妙な感じもしました。
同じように心躍らされている皆様、楽天証券に鞍替えするかどうか、どんな感じでしょうか。
投信積立日は毎月1日のみ・・・
現時点では、楽天カードからの投信積立は、毎月1日の指定です。
12日までに申込を行った積立設定分を翌月1日(休業日の場合はその翌営業日)に買付け、その後、27日(休業日の場合はその翌営業日)に楽天カードの引落先の銀行口座から引き落とされます。
私はここで、かなり思い留まりました。これの何が問題か。
それは、
「毎月1日に積立設定をしている人が多いので、結果的に投信の価格が上がり、高値づかみしやすい」
ことであります。
今年(2018年)の2月の日経新聞に、記事が出てたんですよね。
「月初株高」の原動力 買い付け、毎月1日最多
証券会社を通じて毎月積み立てで投資信託を購入している個人の買い付け日を調べたところ、毎月1日(月初)に設定している人がもっとも多いことが分かった。東京株式市場では2月まで20カ月連続で、その月の第1営業日の日経平均株価が前営業日に比べて上昇している。積み立て投資の投信買い付け資金の流入が「月初の株高」の原動力になっているようだ。
この記事には続きがあり、「1日に投信積立している人は高値で買っている」的なことが書かれていたと思います。

当時の私も、「1日には投信の注文を入れないようにしよう」と思った記憶が鮮明にありますので・・・。
つまり、この「楽天カード決済での投信積立」、設定日が柔軟でないことが私的にイケてません。
カード利用分の銀行引き落とし日が固定なので、投信買付日も固定なんでしょうかね?携帯電話の料金請求日みたいに。
カード決済は月額5万円まで
私はSBI証券で、毎月10万円のNISA枠内でのみの積立を行っております。
(株価が下がったタイミングで手動で注文している)
楽天証券のニュースを聞いた瞬間は
「楽天カードで1%のポイントが貯まるなら、楽天証券にNISA口座を移そうかな!?」
という考えもよぎりましたが、よくよく読むと、
楽天カードクレジット決済では月額50,000円までを上限に、クレジットカード払いで投信積立を行うことができ、(後略)
ん?上限が5万円?
ということは、もし楽天カードを使ってNISAで毎月10万円を積み立てたい場合、
- 5万円はカード
- 5万円は銀行引落し
という、家計簿的に少し面倒臭そうな感じになってしまいます。
付与ポイントも、月額10万円までOKなら年間で最大12,000円分のポイントが貯まる計算になりますが、実際はその半分の最大6,000円分のポイントということに。
6,000円分のポイントでも十分に大きいですが、上述の日経記事によれば1日の積立設定は高値づかみしやすい傾向にあるので、結果的には相殺される感じかもしれません。
まとめ:楽天証券の楽天カード投信積立、まだ様子見
というわけで、私はしばらくは様子見です。
何より今は「株価が下がった時に手動買い」なので、決まった日の自動積立よりは多少安く買えているタイミングは多いかと・・・
(ただ、買付けは「翌営業日」な投信も多く、結局は次の日に値上がっちゃうこともある)
もし楽天カードでの投信積立の設定日が今後自由に設定できるようになったら、また考えたいと思いますが・・・
他の証券口座をお使いの皆様の反応は如何なんでしょうか?