SBI証券のNISAをつみたてNISAに変更。手続きは簡単だった
資産形成

SBI証券のNISAをつみたてNISAに変更。手続きは簡単だった

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NISAの恒久化は見送られましたが、先日の報道で「つみたてNISAはいつから始めても非課税20年」に変更される見込みであることが判明しました。

つみたてNISA延長へ いつ始めても非課税20年

政府・与党は積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA=総合2面きょうのことば)について、非課税で積み立てられる期限を延長する。現行では最長で2037年末までだが、原則としていつから始めても20年間、非課税になるよう改める。個人型の確定拠出年金(イデコ)も拡充し「貯蓄から投資へ」の流れを後押しする。若年層らに老後の資産形成を促す狙いだ。

2019/11/22付日本経済新聞 朝刊

今年はNISAにMAX(120万円)で拠出できていないし、これを機に私も「つみたてNISA」に変更することに。

SBI証券から変更の申請書類を取り寄せ、日付と氏名を書いて返送するだけの、簡単手続きでできましたよ。

まずは申請書類の取り寄せ

つみたてNISAへの変更手続きの書類は、ログイン後の画面から請求できます。

SBI証券のつみたてNISA変更ボタン

赤線は筆者による © SBI証券

あとは遷移後の画面の請求ボタンをぽちっとするだけです。

請求の2日後くらいには届きました。早い。

書類に書き込むのは2点のみ

「つみたてNISA」への変更申請書類に書き込むのは、

  • 氏名
  • 提出日

の2点。誠に簡単。

SBI証券のつみたてNISA変更申請書類

返送用封筒の裏にも、住所・氏名を書く欄があるので、忘れずに書いて出しましょう。

SBI証券のつみたてNISA変更申請用の封筒

これで来年2020年から、「つみたてNISA」スタートです。

NISA→つみたてNISA変更時の注意点

申し込み後にしばらく口座は使えなくなる

SBI証券の場合、申し込み後からしばらくの間、現状のNISA口座が停止になります。

申し込み日 停止期間 切り替わる勘定
1/1~9/30 お申し込み日~翌月最終営業日 当年のNISA口座勘定
10/1~12/31 お申し込み日~翌年1月の最終営業日 翌年のNISA口座勘定
参考リンク
NISA口座勘定変更による投資可能枠の停止と手続き不可の場合の資料請求の停止 | SBI証券

私の場合、11月に「つみたてNISA」への変更をしているので、翌年1月31日まではNISA口座を使えないことになります。

うーん、今年は40万円位しかNISA枠を使っていないので、早めに「つみたてNISA」に変えれば良かったですかね・・・。

ロールオーバーできなくなる

現在、NISA口座に300万円ほどの投信商品が入っています。

5年後にNISA口座を使って運用中の商品を移管する「ロールオーバー」というシステムがありますが、NISA口座がなくなりますので、ロールオーバーができなくなります。

(私の理解では。違っていたらご指摘ください)

投資できる商品に制限ができる

「NISA」の場合、通常の上場株式や多くの投資信託に投資ができました。

しかし「つみたてNISA」では、投資できる商品は投資信託のみ(金融機関により選定)となります。

投資可能金額は年間40万円、20年非課税

大きく異なるのは金額と期間で、「NISA」の非課税期間は5年間・年120万円のところ、つみたてNISAでは20年・年40万円となります。

NISAは2023年までで、延長については報道もないので、政府としては「つみたてNISA」を使ってもらいたいんでしょうかね。

まとめ

相変わらず政策に振り回されまくりの一般ピーポーですが、私はここで「つみたてNISA」に落ち着こうかと思います。

年間40万円なので、12か月で割ると割り切れません。どうやって毎月拠出しようか、悩みますね。「月3万円(計36万円)にして、残り6万円は株価が下がった時に買い足す用」とか?

それと、現在のNISA口座の商品のロールオーバーができなくなるので、利益がいいところで確定売りさせてもいいかもしれません。

ちなみに、お金のある人は2023年まで粘ってNISAを使っても良し。だと思います。

Author

mayumi

節税からの確定拠出年金で2016年4月から投資デビュー。資産は現在1,800万円程