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NISAの恒久化は見送られましたが、先日の報道で「つみたてNISAはいつから始めても非課税20年」に変更される見込みであることが判明しました。
つみたてNISA延長へ いつ始めても非課税20年
政府・与党は積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA=総合2面きょうのことば)について、非課税で積み立てられる期限を延長する。現行では最長で2037年末までだが、原則としていつから始めても20年間、非課税になるよう改める。個人型の確定拠出年金(イデコ)も拡充し「貯蓄から投資へ」の流れを後押しする。若年層らに老後の資産形成を促す狙いだ。
今年はNISAにMAX(120万円)で拠出できていないし、これを機に私も「つみたてNISA」に変更することに。
SBI証券から変更の申請書類を取り寄せ、日付と氏名を書いて返送するだけの、簡単手続きでできましたよ。
まずは申請書類の取り寄せ
つみたてNISAへの変更手続きの書類は、ログイン後の画面から請求できます。
あとは遷移後の画面の請求ボタンをぽちっとするだけです。
請求の2日後くらいには届きました。早い。
書類に書き込むのは2点のみ
「つみたてNISA」への変更申請書類に書き込むのは、
- 氏名
- 提出日
の2点。誠に簡単。
返送用封筒の裏にも、住所・氏名を書く欄があるので、忘れずに書いて出しましょう。
これで来年2020年から、「つみたてNISA」スタートです。
NISA→つみたてNISA変更時の注意点
申し込み後にしばらく口座は使えなくなる
SBI証券の場合、申し込み後からしばらくの間、現状のNISA口座が停止になります。
申し込み日 | 停止期間 | 切り替わる勘定 |
---|---|---|
1/1~9/30 | お申し込み日~翌月最終営業日 | 当年のNISA口座勘定 |
10/1~12/31 | お申し込み日~翌年1月の最終営業日 | 翌年のNISA口座勘定 |
私の場合、11月に「つみたてNISA」への変更をしているので、翌年1月31日まではNISA口座を使えないことになります。
うーん、今年は40万円位しかNISA枠を使っていないので、早めに「つみたてNISA」に変えれば良かったですかね・・・。
ロールオーバーできなくなる
現在、NISA口座に300万円ほどの投信商品が入っています。
5年後にNISA口座を使って運用中の商品を移管する「ロールオーバー」というシステムがありますが、NISA口座がなくなりますので、ロールオーバーができなくなります。
(私の理解では。違っていたらご指摘ください)
投資できる商品に制限ができる
「NISA」の場合、通常の上場株式や多くの投資信託に投資ができました。
しかし「つみたてNISA」では、投資できる商品は投資信託のみ(金融機関により選定)となります。
投資可能金額は年間40万円、20年非課税
大きく異なるのは金額と期間で、「NISA」の非課税期間は5年間・年120万円のところ、つみたてNISAでは20年・年40万円となります。
NISAは2023年までで、延長については報道もないので、政府としては「つみたてNISA」を使ってもらいたいんでしょうかね。
まとめ
相変わらず政策に振り回されまくりの一般ピーポーですが、私はここで「つみたてNISA」に落ち着こうかと思います。
年間40万円なので、12か月で割ると割り切れません。どうやって毎月拠出しようか、悩みますね。「月3万円(計36万円)にして、残り6万円は株価が下がった時に買い足す用」とか?
それと、現在のNISA口座の商品のロールオーバーができなくなるので、利益がいいところで確定売りさせてもいいかもしれません。
ちなみに、お金のある人は2023年まで粘ってNISAを使っても良し。だと思います。