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皆様ごきげんよう。
去る2022年1月28日(金)に、第二種電気工事士の合格発表がされましたね。私も無事合格しました。
第二種電気工事士は受験者も多く、勉強法もさまざまあると思います。今回は一人の例として、私が確実に筆記試験に合格するためにしたことや、参考にしたサイトや動画を紹介したいと思います。
基本的な学力
電気は初心者ですが、一応理系(物理学)で大学を卒業しています。そのため、第二種電気工事士の計算問題であれば秒で解けます。
そろばんは小学生の時に取得した3級だけですが、そろばんをやっていた方であれば、計算は楽でしょう。
ま、計算問題は3問くらいしかないですけどね・・・。
筆記試験の4か月前(6月末~)
筆記試験の学習スタート。
- 毎日1時間のみ
- やった単元のところだけ、付属の問題を解く
- 2周程度を2週間で終わらせる
7月20日頃、過去問に着手。過去5年分の問題(10回分)を、コンビニでプリントアウトしました。
7月末の時点(勉強開始1か月)で、過去問の正答率は8割でした。
筆記試験の3か月前(7月末~)
引き続き、過去問を毎日取り組む。
- 1日1回分のみ
- 間違えた問題には印をつけ、テキストに戻って確認
解答はノートに書いて、同じ問題を何周もしました。最終的には、1回分が40分程度で解けるようになりました。※試験時間は2時間
8月末の時点(勉強開始2か月)では、過去問の正答率は9割でした。
筆記試験の2か月前(8月末~)
過去問もすいすい解けるようになってきたので、技能試験の準備を開始。
- 過去問と技能試験の準備を、1日おきにやる
- 過去問は1日につき1回分のみ
- 技能試験の準備は、まずは複線図を繰り返す
- その後、技能試験の単位作業の練習を始める(被覆剥き、のの字曲げ、圧着など)
技能試験の複線図の練習は、筆記試験の複線図の応用にも繋がります。
技能試験の技術問題が筆記試験の過去問にも出ているので、早めに技能試験の練習に取り組むのは悪くないと思います。
9月末の時点(勉強開始3か月)では、過去問の正答率はほぼ10割。
筆記試験の1か月前(9月末~)
技能試験の候補問題に着手。
- 過去問と技能試験の準備を、1日おきにやる
- 過去問は1日につき1回分のみ
- 技能試験の候補問題は1日1問のみ
この時点(技能試験まで3か月)で、技能試験の13問の候補問題の1周目を終えたくらいの状況です。
筆記試験の1週間前
- 技能試験の準備はやらず、過去問を1日2回分を5日間やる(5日で10回分)
筆記試験の100点を目指して、最後の5日間は技能試験の練習はやりませんでした。
事前にしっかり勉強したお陰で、当日も自信を持って受験。その結果、かなりの高得点(96点)で通過することができました。
技能試験の2か月前~前日(10月末~12月中旬)
筆記試験の翌日から、技能試験の候補問題の練習を再開。
- 毎日1問やる
- 苦手な作業は、問題を終えた後に単位作業として練習
私が購入した練習セットは、以下のものです。
電線が1回分ですが、かなり余裕のある長さで、長さをアレンジしてケチったり再利用をしながら使ったら、余るくらいでしたw
最初は1問に1時間近くかかっていましたが、手順も段々とわかってくるので、次第に速くできるようになっていきました。
技能試験の前日まで、1日1問。それだけです。
使った教材
ざっくりと、使った教材をまとめて紹介。
筆記試験用
- みんなが欲しかった! 第二種電気工事士 筆記試験の教科書&問題集(参考書)
- 第二種電気工事士筆記試験 過去問と解説(個人サイト)
- 第2種電気工事士の過去問+解説(個人サイト)
- やさしく学ぶ電気工事士(日本エネルギー管理センター事務局 - YouTube)
筆記試験の対策では本だけでは不安だったため、本を読んだ後に該当するYouTube動画を利用し、音と映像で補完。本に書き込みをしながら記憶を補強しました。
ある程度参考書をこなした後、試験3か月前から始めた過去問では、過去問解説サイトを何度も利用させて頂きました。
技能試験用
- 第二種電気工事士技能試験候補問題丸わかり(参考書)
- 電気工事士 2種 技能試験セット 材料 モズシリーズ 電線1回分 器具(材料)
- 第二種電気工事士技能試験 単位作業(HOZAN - YouTube)
技能試験では、HOZANの解説動画が役に立ちました。最初のうちは工具の使い方や、「単位作業」として、被覆剥きや電線の圧着、"の"の字曲げなどを練習。
単位作業ができるようになってから、候補問題もHOZANを見ながらやりました。動画は1周すれば十分で、あとは参考書で答え合わせをする程度でした。
まとめ
なんだかんだで、毎日の積み重ねが大事じゃないでしょうか。どんなに疲れていようが1日も休みませんでした(筆記試験の当日だけは、かなり遠出だったので休みましたが)。
- 毎日欠かさず1時間、やりすぎない
- 筆記試験は試験日の4か月前(6月末)から
- 技能試験は試験日の3か月前(9月末)から(一部筆記試験勉強と並行)
記憶には時間が経つほどに忘れていく「忘却曲線」というものがあります。毎日繰り返すことで、忘却曲線の下がり線を食い止め記憶が定着するので、日を開けずにやることが肝心です。
筆記試験は60点で合格なので、私の場合は勉強しすぎ感wもなくはないですが、ギリギリよりはマシでしょう。
また、技能試験はミスが1つでもあると不合格なので、筆記試験より余裕が必要です。
アラフォーのオバサンでも、第二種電気工事士は普通に合格できましたよ!