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(記事作成3日後の2018/10/1に商品が拡充されたので一部書き直しました。)
大手の大和証券でも、昨年からiDeCo(確定拠出年金)のサービスを展開しています。
リンク 大和証券iDeCo
私はすでにSBI証券でiDeCoを運用中のため、今のところ移管の予定もありませんが、大和証券も大手なだけに、どんなファンドが用意されているのか気になった今日この頃。
そんなわけで、ちょっと調べて見ました。
(カバー画像:(cc) くーさん)
大和証券のiDeCoのラインナップの概要
インデックス・ファンド
「DCダイワ」シリーズの6本に加え、「ダイワつみたてインデックス」シリーズが4本。()内は2018年10月現在の信託報酬(税込み)。
- DCダイワ日本株式インデックス(0.2700%)
- DCダイワ日本債券インデックス(0.2700%)
- DCダイワ外国株式インデックス(0.2700%)
- DCダイワ外国債券インデックス(0.2700%)
- DCダイワJ-REITオープン(0.5940%)
- DCダイワグローバルREITインデックスファンド(0.5724%)
- ダイワつみたてインデックス日本株式(0.19440%)
- ダイワつみたてインデックス日本債券(0.16200%)
- ダイワつみたてインデックス外国株式(0.22140%)
- ダイワつみたてインデックス外国債券(0.21060%)
2018年10月に追加された「ダイワつみたてインデックス」シリーズは、最近の流行に沿った信託報酬が安いファンドですね。
もっと信託報酬が安くて人気な「iFree」シリーズが入れば文句なし!なのですが、次の追加ファンドに如何でしょう、大和証券さん?
アクティブ・ファンド
アクティブ・ファンドは8本。()内は2018年10月現在の信託報酬(税込み)。
- フィデリティ・日本成長株・ファンド(1.6524%)
- ひふみ年金(0.82080%)
- 大和住銀DC外国株式ファンド(1.9656%)
- ダイワ米国厳選株ファンドーイーグルアイーBコース(為替ヘッジなし)(1.86840%)
- UBS中国株式ファンド(1.80576%)
- ブラックロック・インド株ファンド(1.9332%)
- ダイワ・ロシア株ファンド(1.8144%)
- ダイワ・ブラジル株式ファンド(1.8144%)
BRICSの国別アクティブ・ファンドを用意しているという、かなり個性の強いラインナップです。
「大和住銀DC外国株式ファンド」「UBS中国株式ファンド」は、モーニングスター社の評価が「★5」(=最上位)の良ファンド(2018年10月現在)。
外国株式のアクティブファンドは、地の利から成績が(日本株式のアクティブファンドに比べて)悪い傾向があると言われているので、選ぶのが難しいところですが、挑戦したい方はこれらもアリかも。
元本保証型・バランス型については割愛です。
私ならこう選ぶ:ダイワのiDeCo
リスク型商品は全部で18本。私の投資の姿勢は「iDeCoとNISAをフルに使って長期保有」です。
現時点では特定口座での売買はしておらず、iDeCoに月67,000円、NISAに月100,000円を積立中。
選んだファンドはこれだ!
NISAで全体のポートフォリオを調整することを前提として、私がダイワのiDeCoから選ぶとすると・・・
- ダイワつみたてインデックス外国株式(0.22140%)
- ひふみ年金(0.82080%)
です。
組み合わせとしては、どちらかのみを100%、もしくは50%ずつ。
経済評論家の山崎一さん方式なら、「ダイワつみたてインデックス外国株式100%」になります。外国株式は長期保有での成長が見込まれるので、iDeCoに一番合っている、という山崎さんの解説です(うろ覚え)。
一方の「ひふみ年金」。超有名な、レオス・キャピタルワークス社「ひふみ投信」の姉妹ファンドです。以前は日本株式のみでしたが、運用金額が大きくなったためか海外株式もカバーするようになっています。
私はNISA口座で「ひふみプラス」を運用していますが、成績の良さはダントツ↓。
アクティブ・ファンドの中ですが信託報酬はかなり低いほうで、ファンドマネージャーさんの顔が見える優良ファンドとして、私としては友人にも勧められる商品だと思ってます。
もちろん、今後も絶好調かどうかは保証はできませんが、私は買い続けます。
ダイワのiDeCo まとめ
2018年10月の商品拡充で、選択肢が広がり、初心者が選ぶべきファンドも明確になった感があります。
BRICS系のアクティブ・ファンドが充実しているあたりは、ダイワのiDeCoの個性なんじゃないでしょうか。個人的にはBRICSは難しくて買いませんが。
せっかくの大和証券さんなので、信託報酬が激安な「ダイワのiFree」シリーズも入れて欲しいですよね。これがラインナップに入れば、かなりのアピールポイントになるはず・・・
商品選びは自己責任で!
リンク 大和証券iDeCo