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本日(2016年10月4日)の日経夕刊。
個人型拠出年金 サービス、現役世代に照準
主婦らに対象拡大 専用投信や口座手数料ゼロ
2017年から運用成績によって年金額が変わる個人向けの確定拠出年金(DC)の対象が主婦や公務員に広がるのに伴い、運用・証券各社が相次ぎ商品やサービスを拡充する。コモンズ投信やレオス・キャピタルワークスが専用の投資信託を準備。証券会社も口座管理手数料をゼロにするなどして新たな個人マネーの獲得を狙っている。
確定拠出年金には会社単位で入る企業型と個人型があり、これまで個人型への加入は自営業や企業年金…
セゾン投信(楽天証券で提供)やレオスキャピタルワークス(SBI証券で提供)の参入は記憶に新しいですが、「独立系」が個人型DC(確定拠出年金)に続々参入の模様。
SBI証券ですでに運用中の私は、指を加えて傍観するばかりであります。
「独立系」投資信託各社の参入もよう
自分用にまとめてみました。口座維持手数料は月額(税込)。
取扱機関 | ファンド名 | 運用会社 | 口座維持 手数料 |
---|---|---|---|
楽天証券 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | セゾン投信 | 227円※1 |
SBI証券 | ひふみ年金 | レオスキャピタルワークス | 324円※2 |
さわかみ投信 | さわかみファンド | さわかみ投信 | 437円 |
未発表 | 未発表 | コモンズ投信 | 未発表 |
- ※1: 2017年末まで無料、残高10万円以上で無料
- ※2: 残高50万円以上で無料
独立系の投信としては、他に「ありがとう投信」「鎌倉投信」などがありますが、現時点では参入の発表や報道は見当たりませんでした。
さわかみ投信は商品数が3本のみ!
さわかみ投信は、昨日(10月3日)発表のプレスリリース(PDF)では、3本しか運用商品がありません。
- 定期預金:スルガスーパー定期1年(元本確保型商品)
- 投資信託:さわかみファンド(国内及び海外の株式や債券に投資する商品)
- 投資信託:DC ダイワ物価連動国債ファンド(主に物価連動国債に投資する商品)
「業界最少」が売りらしいです。相当のさわかみファンでなければ、ここまで選択肢が少ないと手を出すのは躊躇われます。
すでにさわかみ投信で資産運用をしている方や、「個人型DCではバランス型でいい」方向けですかね。
でもここまで運用商品を少なくするなら、口座維持手数料はもうちょっと安くしても良かったのでは・・・、と思わなくもない。
まとめ:これから加入する人たちは選択肢が増えていいなぁ
私が個人型DCを申し込んだ今年3月には、参入の動きはまったくありませんでした。2ch情報でも「手数料ならスルガ銀行かSBI証券」という「二択」派がほとんどで、何だか適当にSBI証券に申し込んでしまったクチです。
さわかみ投信はすでに資料請求受付予約もされているよう。これから加入を検討する公務員や主婦の方は、取り敢えず色々資料を取り寄せて、焦らず決めるのがいいでしょうね。