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知人からの紹介で、「裁判所の傍聴券の抽選に並ぶ」というバイトにはじめて行ってみました。
どうやらご家族にマスコミ関係者がいらっしゃるそうで。
平日はご自宅でお仕事ですよね?もしかして、ちょっとお願いごとしてもいいですか?
と電話がかかってきたのが、裁判当日の1週間前。
2つ返事で「いいですよー」と、その時はよくわからず請け負ったものの、あとで担当者から聞いた「協力費」名目のバイト代におったまげました。
バイト代はなんと・・・!
私は地方都市在住です。東京ではありません。
地方ですが、一応、地方裁判所(の支部?)があります。
東京とは相場が異なるとは思いますが、そのバイト代、なななんと。
5,000円!
拘束時間は1時間強でしたので、時給換算でもそのままほぼ5,000円。おいしすぎるー!
今の仕事より全然いいじゃないですか!傍聴券バイト専業になりたいくらいです。
都会では7,000円とかいうツイートもあったので、やはり5,000円は地方の相場なんでしょうかね。
バイトは楽だった
地方かつ非有名人の裁判のためか、よくテレビで見るような「傍聴券を求める行列」に並ぶことはありませんでした。
そもそも、抽選受付にも行列なし。
くじ引きの番号をばらけさせるため、担当者の指示にしたがって、「じゃあ今、番号を取りに行ってください!」というタイミングで、それぞれが並ぶことなく抽選番号をゲット。
一人につき1つの番号を厳守させるため、右の手首指定でリストバンドを着けられました。
単なる用紙だと、誰が何回貰ったかわからなくなりますものね~。
あとは、その辺のベンチに座って、他に来ていた方としゃべったりして過ごしてました。待ち時間は30分ほど。
当選番号発表!
受付時間が終了し、1分ほどで当選番号が張り出されました!
なんだか、大学の合格発表のようなドキドキ感です。
結果は、残念ながら落選。
他に来ていた方では少なくともお2人は当選されていたようなので、雇い主的にはOKな感じだったでしょうか。
マスコミも大変です
今回は40人ほどの傍聴席に対して、250人程度が抽選に参加したもようです。倍率は6倍。
さらに注目度の高い裁判では、地方とは言え、傍聴券バイトに50人以上動員することもあるそうです。
「一般の方もいるのに、傍聴席をマスコミで独占していいのだろうか、という悩みもある」とおっしゃっていました。
警察官もいるよ
私の雇い主の担当さん曰く、「黒いスーツを着たガタイの良い男性は大抵は警察官」とのこと。
確かに、ちらほらとそういった方々も見受けられました(さすがに写真は撮っていません)。
警察とはいえ特別枠があるわけでもなく、一般人やマスコミと一緒に抽選に参加しているのには驚きでした。
まとめ:傍聴券バイトはコネ?
そもそも、傍聴券のバイトがあることすら知らなかったのですが、今回「傍聴券バイト」でググってみると、体験談はあるものの、求人情報は見つけられませんでした。
一緒に参加された方に伺うと、やはりそのマスコミ会社の中に知り合いがいるとか、そういう感じで集まっていたようです。
担当者さん曰く、
- 人数が多い時は派遣会社に頼むことがある
- が、自前で人員を集めた方が手数料がかからないので、なるべくそっちのほうがいい
とのこと。
傍聴券バイトをするには、やはりマスコミの中の人とのコネが重要なようです。
ちなみに、報酬はしっかり源泉徴収されていました(源泉徴収済みで5,000円支給)ので、確定申告での手間がちょっと増えました。雑収入かな~。