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IT系の仕事をしている人間の職業病とも言える、腱鞘炎。
例に漏れず私も、春からひどい手首の痛みに悩まされていたので、Logicoolのマウスから、使用中のノートPC「ThinkPad」のトラックポイントに変えてみることにしました。
一切マウスを使わなくなって2週間が経過。使用感などをまとめてみます。
腱鞘炎は良くなったか?
トラックポイントを使い始めたきっかけは、ずばり「腱鞘炎が解消するのか?」でした。
かれこれ3週間、手首はあれまあ不思議。腱鞘炎がだいぶ楽になりましたよ!
完全には良くはなっていないものの、何もしていない時まで感じていた痛みはなくなりました。
トラックポイントを使う指の筋を痛めるかも?
現在、右手の人差し指~薬指のどれかで、トラックポイントを動かしています。
さすがにマウス同様の精緻な動きができないので、余計な動きが増える分、指が疲れます。
その分、長時間使用は指の筋に芳しくない影響を与えるかもしれない。
仕事効率はどうか?
トラックポイントを使うことにより、キーボードとマウス間の右手の移動がなくなり、理論的には効率UPにはなるような印象。
が、しかし。現実はそう簡単には行かない。
トラックポイントの動きは、20年以上マウス派の私には、微調整がとても難しい。
大きく動かしたい時は指に多めに力を入れる必要があり、カーソルが行き過ぎてしまうこともしばしば。
マウスの方がカーソルの移動が素早く正確にできます。慣れの問題?
トラックポイントのカーソルは、勝手に動く悲しい仕様
ポインタを使っていると、ときどきカーソルが勝手に動く現象があります。
故障かと思いきや、Lenovoのサポートページで言及されている、れっきとした「仕様」のようです。
質問 ThinkPadを使用していて何もしないのに勝手にマウスポインタが移動する時はどうすればいいですか?
回答 通常の操作状態で トラックポイント を使わない場合に、マウス・ポインターが ドリフト(不動/移動) する場合があります。
これは、トラックポイントの特性の1つであって故障ではありません。ドリフトは以下の状態で数秒間発生することがあります。
たとえば、勝手に上に動こうとしている時に、自分はカーソルを下に持っていきたい時、力が相殺されて思うように動かない時があります。
ググるとそれなりに対策はあるようですが、面倒でそのまま。
お陰で、仕事効率は上がってるのか下がっているのか、よくわかりません。下がっている方が今は多いかもしれない。
ショートカットキーを覚えるようになった
マウスでカーソルを動かしてメニューを選んでいた時のように、トラックポイントではしゃきしゃきと動けません。
したがって、必要に迫られる形で、ショートカットキーを多用するようになりました。
今までも「Ctrl + C」「Ctrl + V」等は普通に使ってましたが、それに加えてアプリ(ソフト)のショートカットを覚えましたね。
マウスに戻ったとしても、これは使えると思います。
トラックポイントのメリット・デメリットまとめ
そんなわけで、これからも使い続けるかはわかりませんが、使ってみた感想をまとめてみると。
ThinkPadトラックポイントのメリット
- PCを持ち出す時にマウスが要らない
- マウスがない分机が広くなる
- 腱鞘炎が軽減(私の場合)
- ショートカットキーを必然的に覚える
- キーボードとマウスの手の移動がなくなるので、効率UP?
ThinkPadトラックポイントのデメリット
- 指の筋が疲れる可能性あり
- トラックポイントが勝手に動く現象がよく発生する
- マウスに比べて、カーソル移動時の正確性や速さが劣る
- ポインターがぶつぶつしているので汚れやすい
私のように、コーディングメインのIT系人間には、まあまあ使えるんじゃないかという印象。Photoshopなどデザイン系ソフトを使う場合は、マウスやペンなどのほうが圧倒的にいいと思います。
トラックポイント付のキーボードだけでも買いたい、というフリークな人もいる位なので、使いこなせれば素晴らしいんでしょうねぇ。
とりあえずまだしばらくは、使い続けてみる予定です。