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現在の仕事(WEB系フリーランス)は、実際のところパソコンとインターネットさえあればどこでも仕事ができます。ノマドワーカーになる方も多いらしい。
そこで最近気になるのが海外移住。永住でなくても数年位ならどこかに住んでみてもいいかな、そんな夢だけが膨らみます。
しかし海外移住となれば、確定拠出年金の加入扱いは一体全体どうなるのか?予定はまったくないけど確定拠出年金の専用ページから問い合わせてみました。
回答:加入し続けることはできない
SBI証券の担当者からの回答は以下の通り。
住民票の除票をして海外へ転出される場合、大変恐縮ですが個人型年金の加入資格がないお立場となるため、掛金を拠出し続けていただくことができません。 国民年金に任意加入された場合も、同様でございます。 お客様のご要望に沿う回答をご案内できず申し訳ございませんが、ご了承くださいますようお願いいたします。
国民年金保険は任意加入できるのに、確定拠出年金は無理だそうです。うーん、残念・・・
住民票を残したまま移住するデメリット
確定拠出年金に加入し続けるため、実家などに住民票を残したままにするという手も考えました。
が、考えれば考える程にデメリットが多数。
- 国民健康保険の支払いがある。
- 住民税や所得税の支払いがある。
- 確定申告の時は帰国の必要あり。
- そもそも借りられる住所がないと無理。
なんだか色々と面倒臭いです。
「住んでいる」ことになっているために、とくに税金関連支払い用紙が届いた時にどうしようもありません。実家などで誰かやってくれるならいいかもしれませんが。
住民票を除票して海外移住する場合のデメリット
通常通り住民票を抜いて海外移住する場合、何が面倒でしょうか。
- 確定拠出年金の加入資格喪失届などの手続きがある(条件が合えば脱退一時金を受け取れる)。
- 日本の証券会社での取引ができなくなる。
- 居住国での税金。
健康保険や所得税の支払いは不要になりますが、資産形成の面で、かなり不利になります。
数年住むだけなら、居住国内での投資も手続きを考えると面倒ですし。うーん、悩ましい。
海外滞在は「数か月の旅行」の体がベストか・・・
そんなわけで、完全なる海外転居の場合には、問答無用で個人型DCは脱退です。国民年金のように任意加入できるようになれば有り難いところでありますが、法改正するにしても実現する頃には私は年寄りでしょう。
海外に住むにはビザの問題もあるので、ビザなしで滞在できる期間内だけその国に行くというのもありかもしれません。日本のパスポートは多くの国で印籠のような強さを発揮しますからね。
私はカフェ等で仕事をしませんが、ときどき海外に滞在しつつ仕事をするのなら、ある意味ノマドワーカーと言えるようになるのかもしれません。