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※独立志向人間の目線の記事です。そうでない方には不快を感じさせるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
私の旧知の友は、起業したAと家業を継いだBの二人を除いて、全員サラリーマン or 公務員。さらに言えば、私の家族・親戚縁者も一人もれなくサラリーマン(or 元サラリーマン)です。
友人が増えづらい在宅フリーランサーとしては貴重な友人たちですが、その一部とは年々、話が合わなくなってきているのを、ひしひしと感じております。
端的に言えば、何気ない話をするのがしんどくなってきました。
(そう思う時点で、友人としては終わっているのでしょうが・・・)
ことごとく「独立」を否定する友人C
サラリーマン歴18年の友人C子は、いつもこう言ってます。
- 休みが全然取れないんだよねー
- 明日仕事だからしんどい!行きたくない!
- 給料安すぎ、お金ない
- アホでムカつく上司がいる
- 他にいい仕事ないし、続けるしかないよね
独立をしている方々には、ピンと来るものがあるんじゃないでしょうか・・・。
その友人C子、なぜその愚痴を私に言うのかはわかりませんが、きっと何かの助けを求めているのかと思い、
自分で仕事作って稼げば?休みは自由だし、努力次第でサラリーマンより稼げるよ!
私
と、最初のうちは答えていました。
(独立した人なら皆そう思うであろう。)
しかし、友人Cの言い分は、にじみ出る拒否感を隠しきれない。
一人で仕事するなんて絶対イヤ!頭おかしくなる!安定しないじゃん!
だそうです。
もちろん一理あるとは思うけども、その不安(?)解消させるような提案をしたとしても、真っ向否定されます。
社会活動について・・・
一人で仕事なんて、ずっと一人で頭おかしくなる!
ボランティアとかで友達できたよ!
めんどくさい。そんなの行く時間ない
収入や仕事について・・・
独立したら、安定しないじゃん!
努力次第だけど、私は収入増えたよ
独立してやるような特技や技能はない
勉強すれば?
バカだから無理。そもそも時間ないし
うーん。
さすがに否定されまくって疲れるので、こういった話題は適当に流すようににしようと思っていても、たとえば私が「この前○○に行ってきたよ」と言えば、「あんたはいいよね、自由で。私は全然休み取れないし」と、もれなくそっち方面に話が行ってしまいます。
いやね、確かに自由だけど、それは創意工夫や努力がその裏にあるわけで。
C子はよく連絡をくれる友人の一人ですが、あまりに会話が非クリエイティブすぎて、最近は時間が勿体なく感じるようになりました・・・。
このようにして疎遠になっていった友人が、他にもあったりします・・・。合掌🙏
独立して色々見えてきてしまった
私も独立以前は、サラリーマンしかやったことがありませんでした。
毎月給与明細を見るのが楽しみで、時には同僚と上司や給料の低さを愚痴る、C子と同じサラリーマンでした。
独立したら視点が広がった
独立すると、「仕事だけしていればいい」という状況は完全になくなります。
すべての判断に自分が責任を持たなければいけないし、売上を上げるにはどうすればいいかいつも考えているし、ほぼ毎日何かしら勉強しているし、常にコストパフォーマンスも意識している。
経理も覚えて、税制にやたら詳しくなった。
商売するようになってはじめて、売ることの大変さ、広告や流通のしくみも理解できるようになった。マーケティングやデザインなど、自分の畑以外のことも勉強。
さらに、必然的に経済の動向に常に目が行くようになり、ひいては経済に大きく影響する国内外の政治状況にもアンテナを張るようになる。
サラリーマン時代にも新聞は読んでいましたが、読む時のアンテナ感度はまるで違います。
いかにゼロから1を生み出すか、自分にしかできないブルーオーシャンはどこあるのか。どんな小さなところにどういうニーズ(ビジネスの芽)があるのか。考えることは常にそれ。
・・・。
うん、サラリーマンの友人(とくにC子)に、こんな私をぶつけるのは酷かもしれない。
クリエイティブな発想を持つ人もいるけど
もちろんサラリーマン友の中にも、クリエイティブな発想、前向きな考えを持っている友人もおります。
が、人に雇われて課題を与えられてそれを解決するというのは、アイディア・お金もゼロの状態から1にしようというクリエイティブさとはまた違う。
しかも、たとえその雇用主からの課題が満足にできなかったとしても、さらに雇用主が赤字だったとしても、毎月の給料は保障されているし、職を失っても雇用保険は出るし、病気で休んでも有給もあるし、辞めても代わりはいくらでもいるし、独立組から見ればサラリーマンほど、よく言えば「気楽な」、悪く言えば「甘い」、そういう職業はございません。
なので、それでいて、やれ「上司がムカツク」「いい仕事がない」等と愚痴をぶつけられると、すべての責任を背負って自分でで仕事をして食べている私は「はああ?甘えてんじゃねーよ!」となるわけです。なんかねぇ、世界がちっさい。(←自分も以前はそうであったことを棚に上げて言う)
しかしながら、「雇われることが普通」という固定観念でいてくれるC子みたいな人がいるからこそ、会社はその人を雇ってさらに事業を拡大できるということも事実であり。
というわけで、たいして稼いでない個人事業主だけど、かれこれ独立して7年も経つと、色々な点でサラリーマンとは仕事に対する視点も姿勢も変わってしまいました。
で、昔からの友達とは話が合わなくなり疎遠になり。・・・こういう点でも、経営者側の人間って、孤独です。