※当サイトはアフィリエイトプログラムを導入しており、当サイト経由による外部サイトでの購入や会員登録の成約などから当サイトが収益化を行うことがあります。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
私は現在フリーランスですが、サラリーマン歴が8年位あります。転職経験もあります。
今は自分で何とか稼いでいて「雇われ人生には戻りたくない」のが本音ですが、サラリーマン時代に養われた社会経験や知識は他では得難い経験だったと思います。
電話やメールの応対・尊敬語・謙譲語
新人は必ず電話応対させられます。電話が鳴ったらまず新人。それが新人が会社に認められる為の第一歩。
もちろん最初からうまくいきません。語学が現地での場数で上達するように、電話応対も場数で上達します。
もともと尊敬語や謙譲語の使い方は頭に入っていましたが、やはり最初はこんがらがったり、うまい応対ができなかったりと、電話を切ってから反省することがよくありました。
メールについても、メールなりの作法というものが当然存在します。会社によっても多少違いはあります。
電話応対について指導してくれる上司や先輩を持てたのは、やはり「就職」があったからですね。
ある特定の分野の専門知識
サラリーマン時代、貿易の業務に就いていたことがあります。
2年も経つとルーチンワークと化す業務ですが、業務に就き始めた頃は、会社に早く貢献できるようになるべく、一生懸命勉強したものです。
退職してからは貿易業務とは一切関わりが無くなったものの、数年後起業する時にこの知識が実際に生きることに(起業当初は輸入販売)。
専門知識が身につくことで、それを武器に独立できる場合もあるでしょう。
もちろん一人でも勉強できることはできますが、やはり場数を踏めるというのはそれだけ身となり骨となります。
PC(ExcelやWord)操作・事務業務
サラリーマン時代からフリーランスの現在に至るまで、PC操作を必須とする業務がほとんどです。
就職してからほぼ切れ目なく、スライド作りでPowerPointを、受注や売上の整理の為にExcelを、書類作りではWordを、お決まりの如く使っていました。会社の方針である時はMacも使いました。
私が学生の頃はようやくパソコンが普及し始めた黎明期で、学生時代はメールとネットサーフィン位しかできませんでしたので、これらのスキルは働きながら身についたといっても過言ではありません。
当時は「MS Access」なんてソフトも使いました。現在の仕事でもWordPressというデータベース系のシステムを使いますが、その理解に役立っていると思います。
英語力・英語での応対
前述の貿易業務では、時に取引先と英語でやり取りすることが少なくありませんでした。
もともと英語力に自信がなくはなかったのですが、ビジネスでの英語の使い方、ビジネス英語メールのマナー・書き方などは、まさにその時代に上司にたたきこまれたスキルの1つです。
とは言え、接待などより高いレベルの英語が必要とされる業務は上司が担当。下っ端の私は毎日の英語メール(時に電話)のみで、よくあるビジネス英語の教材程に大変なことはなかったですかね。
現在は仕事ではほとんど英語は使いませんが、それでもときどき海外に問い合わせをしたり、ごくまれに来る海外からの問い合わせに迷いなく応対できるのは、当時の上司・先輩方の指導の賜物です。
友人関係
スキルというより、ずばり「コネ」。
企業の雰囲気にもよると思いますが、私が働いていた某職場は非常に雰囲気が良く、友人もたくさんできました。離職してからも長く繋がりがあり、仲良くしてもらってます。
当時の上司や先輩もときどき連絡を取ったりしますが、起業時には私が取り扱っている商品を買って下さったりと、その後も大変にお世話になっております。
最初から一人で起業してたらなかなかできない人間関係でしょう。人脈は、お金では買えない貴重なものです。
(番外編)就職して身につかなかったスキル:部下を持って人を動かすこと
リーマン時代、部下を持つポストには就きませんでした。なので、「人を使う」スキルがないです。
ゆえに仕事の頼み方などが不得意だと思います。現在の経理等もそうですが、できることは自分でやってしまうことが(結果的に人に任せたほうがコストが良いのかもしれないけど)非常に多いです。
まとめ
就職して身についたことは、それらを「身につけよう!」と思っていたものではなく、自然と身についたもので、いつの間にかそれが今でも役に立っていることばかり。
最近は新卒で即起業、という若い方も多いようですが、最初は就職も悪くないですよー。てな独り言でした。