ファンド選びは楽しいな♪資産配分が決まったから投信商品を検討
資産形成

ファンド選びは楽しいな♪資産配分が決まったから投信商品を検討

もくじ

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前回のエントリーでアセットアロケーションを決めました。

myINDEXの資産配分ツール

© myINDEX

2つの優良バランス型ファンド「SBI資産設計オープン(スゴ6)」と「セゾン・バンガード・グローバルバランス」を参考にした、自作「バランス型風」配分です。

資産クラスの内訳

資産クラスは以下の8つ。

日本株式5%
先進国株式35%
新興国株式5%
日本債券5%
先進国債券35%
新興国債券5%
日本REIT5%
先進国REIT5%

これらに当てはまるファンドを、確定拠出年金(個人型DC)を中心に組み立てます。

確定拠出年金の運用はSBI証券です。大手というので、大して他も検討せずに申し込んでしまいました。良かったのかよくわかってません🤔

個人事業主で国民年金の付加保険料を払っているので、掛金は最大67,000円です。SBI証券の場合は資産残高50万円以上で運営管理手数料が無料になるので、当面は満額で拠出します。

ファンド選びの基準

  1. 購入手数料が無料(ノーロード)のインデックスファンド
  2. 信託報酬が安い
  3. 分配金を出さない
  4. 決算は年1回または2回
  5. パフォーマンスが悪くない

選び方はカンチュンドさん「毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術」や、竹川美奈子さん「新・投資信託にだまされるな!」あたりが参考になりました。

国内株式クラス

運用口座個人型DC(SBI証券)
商品SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金>
信託報酬年0.2592%(税抜:年0.24%)
信託財産留保額なし

SBI証券の確定拠出年金向け商品の中で、国内株式で信託報酬が最安値のファンド。

パフォーマンスはどうなんでしょう

TOPIXインデックスの通常のファンドは、上場約1900銘柄すべてが対象となっていますが、こちらは「TOPIX100」です。時価総額が高い100銘柄のみとなります。

例として、格安の国内株式ファンド「SMT TOPIXインデックス・オープン」と比べると、そこそこ似た動きです。

上:SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金>、下:SMT TOPIXインデックス・オープン

![report-sbi-topix100-2016-02](../images/report-sbi-topix100-2016-02.png "SBI TOPIX100・インデックスF<DC年金> © モーニングスター")

![report-smt-topix-index-2016-02](../images/report-smt-topix-index-2016-02.png "SMT TOPIXインデックス・オープン © モーニングスター")

「SMT TOPIXインデックス・オープン」は信託報酬が0.3996%・信託財産留保額が0.5%。

パフォーマンスに劣る年もあるものの、信託報酬がより安いこの「SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金>」を取り敢えずの選択に。

積立て予算が増えたら、DC内でのこのファンドはやめてNISAで別のファンドにするかも。

先進国株式クラス

運用口座個人型DC(SBI証券)
商品EXE-i先進国株式ファンド
信託報酬年 0.3244%程度
信託財産留保額なし

現時点のアセットアロケーションで35%を占める、中核となる資産クラス。

「個人型DCでは先進国株式をメインに!」という記述を読んだ本とか日経マネーとかで見かけます。それだけプラスになる可能性が一番高いクラスってことなんでしょうかね。

パフォーマンスは微妙?

投信まとなび」で見てみると、ファンドとしてのパフォーマンスは微妙な印象。「1億人の投信大賞」でも入賞している「SMT グローバル株式インデックス」と比べみました。

上:EXE-i 先進国株式ファンド、下:SMT グローバル株式インデックス(2016年3月30日現在)

![report-exei-dev-stock-matonavi01](../images/report-exei-dev-stock-matonavi01.png "EXE-i 先進国株式ファンド | 投信まとなび")

![report-smt-global-stock-matonavi01](../images/report-smt-global-stock-matonavi01.png "SMT グローバル株式インデックス・オープン | 投信まとなび")

それぞれ指標となるベンチマークは異なりますが、他の同クラスファンドに比べて順位が低いのが若干気になります。

確定拠出年金内で買い付けるので、「税制的に優遇されている分、良しとする」というところでしょうか。

新興国株式クラス

運用口座個人型DC(SBI証券)
商品EXE-i 新興国株式ファンド
信託報酬年 0.3904%程度
信託財産留保額なし

先述の先進国株式クラスで選んだファンドと同じ、EXE-iシリーズ。

SBI証券の通常口座で選べる新興国株式クラスでも、執筆時点ではEXE-i新興国株式は手数料が最安値のファンドです。

※たわらノーロード新興国株式は信託報酬が0.5346%、eMAXIS新興国株式は0.648%(2016年3月現在)

パフォーマンスは普通?

投信大賞でも連続入賞している、eMAXIS 新興国株式インデックスと比べてみました。

上:EXE-i 新興国株式ファンド、下:eMAXIS 新興国株式インデックス(データは2016年2月29日現在)

![report-exei-emg-stock-matonavi01](../images/report-exei-emg-stock-matonavi01.png "EXE-i 新興国株式ファンド | 投信まとなび")

![report-emaxis-emg-stock-matonavi01](../images/report-emaxis-emg-stock-matonavi01.png "eMAXIS 新興国株式インデックス | 投信まとなび")

eMAXISも意外と順位は高くなく、そこまで劣るという程でもなさそう。信託報酬が安く、確定拠出年金で選べる商品の中ではマシと言えそうです。

国内債券クラス

運用口座NISA(SBI証券)
商品たわらノーロード 国内債券
信託報酬年0.162%(税抜:年0.15%)
信託財産留保額なし

SBI証券の個人型DCにも、国内債券クラスで「野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け)」がありますが、信託報酬が年0.594%(税抜年0.55%)以内と、ちと高い。

国内債券はアセットアロケーションで5%と配分が少ない(額にして4,020円の予定・2016年)ので、もっと手数料の安い上記ファンドをNISA口座内で運用することにしました。

この「たわらノーロード国内債券」は、信託報酬が安すぎて、SBI証券の投信マイレージサービスの対象外。ポイントよりも現金割引のほうがいいですけどね。

先進国債券クラス

運用口座個人型DC(SBI証券)
商品野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)
信託報酬年0.2268%(税抜年0.21%)2016年1月28日現在
信託財産留保額0.1%

このクラスには「EXE-i先進国債券ファンド」も用意されていますが、信託報酬が上記ファンドより高い(実質 年0.4304%程度)ため、野村ブランドを選択。

DC向けファンドにしては、信託財産留保額がかかるのがネックでしょうか。

ただ、信託財産留保額はあったほうが解約率が減って総資産額が保たれやすいという利点もあるそうです(竹中美奈子さん「はじめての「投資信託」入門」に書いてありました)。

新興国債券クラス

運用口座NISA(SBI証券)
商品eMAXIS新興国債券インデックス
信託報酬年0.648%(税抜:年0.6%)
信託財産留保額0.3%

このクラスはSBI証券の個人型DCに商品がありませんので、NISAでの運用です。

eMAXISとSMTのどちらかで迷っていましたが、eMAXISのほうがパフォーマンスが良さそうだったのでそちらにすると思います。

新興国債券は、他の資産クラスの商品に比べ、もっとも信託報酬と信託財産留保額が高いです。たわらシリーズで安いのが出ないかなー。

日本REITクラス

運用口座NISA(SBI証券)
商品たわらノーロード 国内リート
信託報酬年0.324%(税抜:年0.3%)
信託財産留保額なし

REITは国内・先進国とも、NISA口座でたわらシリーズです。

SBI証券の個人型DC用には「EXE-iグローバルREITファンド」がありますが、日本・先進国が混ざってしまっているのと、たわらシリーズのほうが信託報酬が安いので却下。

もしDC掛金67,000円+NISAが苦しくなったら、NISAでのREITクラスの積み立てはやめて、DC内の「EXE-iグローバルREITファンド」1本にします。苦しくならないことを切に願いますよ・・・。

先進国REITクラス

運用口座NISA(SBI証券)
商品たわらノーロード 先進国リート
信託報酬年0.378%(税抜:年0.35%)
信託財産留保額なし

というわけでこれもたわらシリーズです。

まとめ

SBI証券の「投資信託パワーサーチ」が結構便利で参考になりました。

ちなみに、新興国REITは積み立てません。アセットアロケーションの際に参考にした多くのバランスファンドで、新興国REITを組み込んでいるファンドはあまりなかったというのが大きいです。

Author

mayumi

節税からの確定拠出年金で2016年4月から投資デビュー。資産は現在1,800万円程